暮らしのコト

衣食住を基本に、暮らしに関するさまざまな課題をまとめています。
日々の些細なことのように見えても、それがとても困難な方もおられます。どんな困りごとが集まっているでしょうか。

障がいを社会モデルへ~誰1人取り残さない~

障がいを社会モデルへ~誰1人取り残さない~

高齢化が進むにつれ、社会全体が認知症やバリアフリーに対しての柔軟な配慮や理解が必要になる一方、未だにそれらがカテゴライズされた状態。結果的に社会的弱者として位置付けられたままとなっています。例えば動線の点でいえば、歩行者と自転車利用者との明確な分離、高齢者でも通れる十分な道幅の確保が必要です。また案内音声の点では、音声が聞きづらい人、そうでない人の双方がいて、納得できる案内音声の音量確保も課題にあげられます。

  • 提案1
●「MIKAN」副代表 社会教育士 伊藤勝昭さん

誰もが暮らしやすく、仲間外れにされない社会を作るための活動を推進すること(=UD/ユニバーサルデザイン)、また社会全体において障がいを特別なものとしない意識の形成が必要です。MIKANでは現在中野区議会に対し、ユニバーサルデザイン推進条例を後押しする案を答申中。条例化とともに、より暮らしやすい中野の街づくりを目指しています。

※写真はイメージです。