健康のコト

ダミー/中野区が、そこに住む・働く・学ぶ全ての人々の性的多様性、年齢や世代の多様性、
様々な障害の有無、出身国や地域による多様性を受け入れ、大切にすることで、多様な区民のつなが

誰もが医療機関に足を運びやすいような環境づくりを

誰もが医療機関に足を運びやすいような環境づくりを

中野区には大学病院などの大きな病院が少なく、トランスジェンダーの方への対応が病院ごとに異なるため、不安感を抱きながら受診をする方もいる。トランスジェンダーに関して理解や知識が乏しい医療機関では、医療者側から差別的な発言を受けたり、偏見によって臨床的判断に影響が出たりしてしまうクリニカル・バイアスが起こっている現状もある。
また、クリニカル・バイアス等が原因となって、病院に行くこと自体に抵抗があるトランスジェンダーの方も少なくない。結果、症状が重症化するまで受診を我慢してしまい健康被害につながってしまっている。※クリニカル・バイアスとは:社会的マイノリティの人々に対する医療者の偏見によって、臨床的判断や態度に歪みが生じることをいう。

  • 提案1
●「TRANS VOICE IN JAPAN」浅沼智也さん

1 医療従事者の方々に、トランスジェンダーの方がどのくらい医療機関で困難な問題や課題に直面しているかをデータにして提示する。
2 トランスジェンダーに関する正しい知識を学ぶための研修会を定期的に開催し、情報や知識のアップデートを行う場を設ける。
3 実際に困難に直面した経験のあるトランスジェンダーの人からリアルな話を聞き、緩和や解決に向けた対応策を組織として検討していく。